私は離婚して自分の実家に戻って来ているので私の父と母、息子と娘と私で暮らしてます。離婚した時は上の子は5歳、下の子は3歳でした。
一度出た家は、やはりもう自分の家ではなく…最初は、近くで貸家を探してましたが、なかなかいい物件がなく、母も「一緒に住んだらいいやん」と言ってくれたのでとりあえず、一緒に住むことにしました。
その方が、子どもたちにとってもいいと思えたし、私も子供達を安全に養えるか不安があったので甘える事にしました。
落ち着けば、独立してもいい。と言う思いもありました。
私は小さい頃、母が、大好きでした。
私が母を守るって思っていました(笑)
しかし…大人になりその思いに変化が。
小さい頃から、母から聞かされていた事は、父の事は好きではないけど、父と母(私の祖父と祖母)を安心させる為に仕方なく結婚したのだと言う事。
私は母が、可愛そうだって思っていました。父も自分勝手な人だったので、私は父から母を守らないといけないのだと必死でした。
父と母の喧嘩の仲裁に入り、とばっちりを食らうことも多く…それでも、母を守らねばって思い続けていました。
それが、自分が結婚し、子供を持ち、離婚も経験した後、私の中で思いが変わりました。
子供にそんな話をするのは違う。結婚は結局、自分で決めてした事だから、後から自分は相手が好きじゃないと言うはおかしな話だと…
もし、そうだとしてもそんな事は、自分の中に閉まっておく事なのでは?と思いました。
それに、結婚した父にも失礼だと…
そんな事を子供達に話され、悪人扱いされ続けた父が可愛そうだったのでは?と言う思いに変化しました。
そして、この事は父と母の問題であって私が入る問題ではないとやっと思えるようになりました。
関係ないと言う事ではなく、私がどっちが可愛そうだとか決める事はないという事。
できる事だけ関わる。
後は何か聞こえてきても、出来ない事は、無理してやらない。したくないならしない。
やりたいと思える事だけすればいい。
これは、父や母だけでなく、他の誰に対しても。
やっとそう思える様になりました。
いや…なりつつある(笑)
そう思えるなら、このまま老いていく父と母のと共に暮らせるのでは。
この葛藤はまだまだ続くのかもしれない。